ソーダ石灰ガラス |
窓ガラス、びん、多くの食器類などに使われる、もっとも普通のガラスで、古代に最初に作られたガラスもソーダ石灰ガラスと考えられています。二酸化けい素、酸化ナトリウム(Na2O)、酸化カルシウム(CaO)が主成分です。酸化ナトリウムの代わりに酸化カリウム(K2O)が使われることもあり、両方が使われることもあります。ソーダというのは、原料として使われる炭酸ナトリウムのことを指す言葉です。
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鉛ガラス(クリスタルガラス) |
高級食器や装飾品などに使われガラスで、二酸化けい素、酸化カリウム、酸化鉛(PbO)が主成分です。ソーダ石灰ガラスに比べて、屈折率が大きく、カット模様をつけるとキラキラと良く輝きます。
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ほうけい酸ガラス(耐熱ガラス) |
ほかの二つのガラスに比べて、二酸化けい素の割合が大きく、ほかにほう酸(B2O3)、酸化ナトリウムあるいは酸化カリウム、酸化アルミニウム(Al2O3)などを含んでいます。ほうけい酸ガラスは、化学的な侵蝕や熱衝撃(急な温度の変化)に強く、化学工場の製造プラント、実験用ガラス器具、薬のアンプルや薬びん、大型の照明器具などに使われています。一般家庭でも耐熱用品として使われることがあります。
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